ice_blog

思ったことを忘れないように、考えたことを思い出せるように

2014-01-01から1年間の記事一覧

かぐや姫の物語の話

両親は、娘として生まれたからと言って、愛し方を変えるようなことはしませんでした。学校でも、女の子だからと言って、束縛されることはありませんでした。指導してくれた方々も、いつか子どもを産むからと言って、私の成功に見切りをつけるようなことはし…

映像の世紀

しばらくのあいだ人々は、カントリー・クラブやもぐり酒場でグラスを下に置き、最良の夢に思いを馳せた。 「そうか、空を飛べば抜け出せたのか――」 われわれの定まるところを知らない血は、果てしない大空になら、フロンティアを見つけられたかもしれなかっ…

俺の...

先日借りた『俺のイタリアン、俺のフレンチ』/ 坂本 孝 を忘れないようにメモっておこう、図書館で借りると読みたいときに読めないのでいちいちメモっておかなければならないのが玉に瑕。 俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり…

安全だとは私は言わない...?

川内原発:田中規制委員長「安全だとは私は言わない」 - 毎日新聞 別に原子力発電に賛成でも反対でもないんだけど、なんだろう、このもやもや感 「基準への適合は審査したが、安全だとは私は言わない。これがゴールではないので、(九電は)努力していく必要…

写真彼是

久しぶりに夜明けを見た。空の端のほうに一筋の青い輪郭が現れて,それが紙に滲む青いインクのようにゆっくりとまわりに広がっていった。それは世界中の青という青を集めて,その中から誰が見ても青というものだけを抜き出してひとつにしたような青だった。…

初めてのお遣い

昔々、初めてひとりでお遣いに出されたときのことを思い出していた。それは家の前の個人商店みたいなお店で母親に頼まれた食材とあとは好きなお菓子を買ってくるというありきたりなお使いだった。お金をもらい自分のお好きなお菓子を買っても良いというのに…

文部科学省-「三流官庁」の知られざる素顔

少し前に読んだ文科省に関する新書で気になったところを忘れぬ程度にメモしておく。 文部科学省 - 「三流官庁」の知られざる素顔 (中公新書ラクレ) 作者: 寺脇研 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2013/11/08 メディア: 新書 この商品を含むブログ (7…

君のいる町といない町

本当は こんな僕でももう分かってる君は僕が好きじゃないだけだ君が好きなのは僕じゃないだけだ『じゃあ、何故』 / 阿部真央____________________________________________ 年末は『ハクバノ王子サマ』にハマっ…

葉っぱ売りの...

でも、とりあえず書いてみるか。書けば、自分もまた変化するだろう。そうすれば、もっと深い考察ができるようになるかもしれない。『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』 / 森博嗣__________________________…